後払いワイドは現金化可能？メリット・注意点・優良業者をご紹介

急にお金が必要になったのに、手元にすぐ動かせるものが無い時、多くの人はキャッシングやカードローンの利用を考えるでしょう。

しかしクレジットカードを持っていなかったり、収入などの事情からカードローンの審査は難しいという人もいるかもしれません。

そんな時には、後払いアプリを利用した現金化が一つの選択肢として考えられる可能性があります。

ここでは、そんな後払いアプリの一つ「後払いワイド」を使った現金化について紹介します。

この方法を使えば、すぐに現金を手にすることが可能です。

後払いワイドとは？

後払いワイドとは、ポケットカード株式会社が提供している2種類の後払い決済サービスです。

この内、ECサイトに利用できる『後払い決済ワイド』は2024年8月末を持ってサービスを終了しています。

そのため、現在利用できるのは、QR決済専用の『後払い決済ワイドQR分割払い』のみです。

ここからでは、その後払い決済ワイドQR分割払いについて、利用方法・メリット・注意点を詳しく掘り下げ解説します。

後払いワイドで即日現金化する方法

ここからはいよいよ後払いワイドで現金化する方法について具体的な手順を紹介しましょう。

現金化の方法にはいくつかの種類があり、主に自分自身で行う方法と、専門の業者に依頼して行う方法があります。

それぞれにメリット・デメリットがあるので注意してください。

後払いワイド対応サイトで商品を購入して売却

まずはすべてを自分自身で行う現金化の方法です。

後払いワイドを利用するということ以外は、基本的な現金化の手順は他の支払い方法と違いはありません。

後払いワイドに対応しているサイトで商品を購入し、それを売却することで現金を手にします。

購入する商品はギフト券やブランド品など換金性の高いものが良いでしょう。

商品を購入したら金券ショップや買取業者など専門の業者で買い取ってもらいます。

メリットは、基本的にすべて自分で行うので自由度が高いこと。

デメリットは手間や時間がかかることです。

後払いワイドに対応した現金化業者に依頼する

後払いワイドに対応した現金化業者の公式サイトにアクセスし、申し込みフォームから氏名や住所、連絡先、希望金額などを入力して送信します。

次に身分証明書を撮影してアップロードし、本人確認を行います。

申し込みが完了すると業者から指示があるので、指示に従って指定のサイトで後払いワイドを利用し、商品を購入します。

商品の購入が確認されたら、現金が登録した口座に振り込まれます。

メリットは、ほぼ業者任せで完結できるので簡単なこと。

デメリットは、悪質業者に引っ掛かってしまう可能性などが挙げられます。

後払いワイドを現金化できる優良業者

ここからは、後払いワイドに対応している現金化業者を紹介していきます。

クレジットカード現金化は対応している業者も多いですが、後払いサービスに対応している業者はまだそこまで多いとは言えません。

その中にも悪質な業者がいるので、信頼できる優良業者を利用しましょう。

カウール

カウールは換金率が一律で80％に統一されているのが特徴の一つです。

他社では換金率が変動することも多く、そのたびに確認しなければならないのでそれなりに手間もかかります。

カウールはその点でいつでも80％で利用できるので、安心して使いやすいと言えます。

振り込みが最短10分で完了するというスピード感も魅力の一つで、即日で現金が必要な場合には大いに役立ちます。

多くの後払いサービスに対応しており、もちろん後払いワイドも利用できます。

買取キンタロー

買取キンタローは非常に多くの後払いアプリに対応しているのが特徴です。

その中にはもちろん後払いワイドも含まれているので、迷うことなく指示通りに手続きをすれば困ることもありません。

そして業界屈指の換金率の高さも魅力の一つで、最大で85％近くにもなるのは他にはあまり見られないでしょう。

古物商としての許可もしっかり取っているので、違法なトラブルなどに巻き込まれる心配もありません。

他の現金化も同時に検討できるのが魅力です。

買取LIFE

買取LIFEは急ぎの人に向けて商品直送のサービスも行っている現金化業者です。

現金化業者の多くは商品の購入と買取という手順があるので、商品のやり取りに時間がかかってしまうこともあります。

しかし商品直送ならば商品受け取りの必要もなく、購入してすぐに現金を振り込んでもらうことも可能なのです。

一般に利用されている後払いアプリにはほぼ対応しているので、後払いワイドを利用することもできます。

換金率・振り込みスピードも業界の平均以上なのでおすすめです。

後払いワイドが使える店舗と特徴

後払いワイドは、初回利用は10万円、2回目以降は最大30万円まで後払い枠が利用できる後払い決済アプリです。

利用上限枠が多いという面では使い勝手の良いアプリですが、全ての店舗やサービスに対応しているわけではないため、注意が必要になります。

後払いワイドが利用できる店舗やサービスはECサイトのみとなっており、公式ホームページ上に記載されている16のサービスに限られています。

そのため、加盟店で利用する方にとっては利便性の高いアプリとなっているのが特徴です。

一方で、大手ECサイトであるAmazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングには対応していませんので、これらのサービスの決済には利用することができません。

したがって、Amazonギフトカード等の購入手段にも用いることができず、仮に現金化を考えている場合であっても、Amazonギフトカードを用いた現金化には利用不可となっています。

以上のように、後払いワイドは利用限度額が大きい点では利便性の高いアプリですが、使用できる店舗やサービスが限られており、Amazonでの利用やAmazonギフトカードを用いた現金化での用途には使えないという点を理解しておきましょう。

後払いワイド現金化をするメリット

後払いワイドを現金化する時には、どんなメリットが考えられるのでしょうか。

他の後払いサービスと比較して、後払いワイドだからこそのメリットについて解説していきます。

魅力的に感じる部分があったならば検討してみてください。

限度額が10万～30万と高い

後払いワイドは、原則最大30万円までの利用が可能です。

後払いサービスの多くは信用を前提とした取り引きになるため、限度額は低めに抑えられがちです。

ですが現金が必要な時というのは、大抵は3万円や5万円程度ではちょっと足りないということも多いですよね。

しかし後払いワイドならば手元に現金がなくとも30万円までは先に決済することができるのです。

ただし初回に限っては限度額が10万円までに制限されているので注意しましょう。

分割払いができる

後払いワイドでは、支払いにおいて一括払いだけでなく分割払いを選択することも可能です。

先にも触れたように、後払いワイドは最大30万円までの利用ができますが、すべてが一括払いとなると、30万円は少し躊躇してしまいますよね。

ですが分割払いが可能ならば毎月の支出を抑えることができ、ハードルも下がるはず。

一度に30万円を返済しなければならないと考えると気が重くなりますが、一か月に数万円程度ならば使う価値が感じられます。

負担を少なく、利用することができるのです。

後払いワイドで現金化するデメリット

後払いワイドにはもちろんメリットだけでなく、デメリットも存在しています。

メリット・デメリット双方をしっかりと検証した上で、自身の経済状況や使い方に合っているかどうかを確認することが大切です。

以下から見ていきましょう。

分割払い・リボ払い時は実質年率15.00％がかかる

支払いに分割払いやリボ払いを選択できるのが後払いワイドの魅力の一つですが、この方法はメリットばかりではありません。

一括払いならば基本的に額面以外の支払いは必要ありませんが、分割払い・リボ払いではそれ以外にも手数料などがかかってしまうのです。

分割払い・リボ払いでの支払い時にかかる利息以外に、手数料などを加えたものを実質年率と言いますが、この実質年率が後払いワイドの場合は15.00％。

支払総額の観点で見ると決してお得とは言えない数字です。

後払いワイド対応サイトが少ない

後払いワイドの利用方法で気になった方もいると思いますが、後払いワイドはアプリなどを利用するサービスではありません。

各ECサイトの支払い方法として利用できるものであり、利用できるか否かはそれぞれのECサイトに完全に依存します。

これが誰もが知る大手ECサイトばかりならば問題ありませんが、残念ながら後払いワイドのサービスに加盟しているお店はそこまで多くありません。

現金化業者の利用ならばほとんどデメリットとはならないですが、買い物用としては不便を感じる可能性があります。

利用時に審査がある

後払いワイドでは利用時の審査が必須です。

審査の基準や内容については非公開となっているため、具体的な言及はできませんが、信用情報機関にも加盟しているので、信用情報の確認はあると考えたほうが良いでしょう。

カードローンやクレジットカードの審査に比べれば優しいとも言われていますが、ブラックリスト入りしている人などでは利用が難しい可能性があります。

また審査には手間と時間もかかるので、いつでもすぐに決済できるとは限りません。

そうした点はリスクと言えます。

後払いワイドの現金化がバレる原因と対策

後払いワイドの現金化がバレるよくある原因と、バレる可能性を下げられるすぐできる対策方法を紹介しています。

後払いワイドの現金化がバレる可能性が低い理由

後払いワイドは、信用情報機関のCIC（シー・アイ・シー）に加盟しています。

そのため、後払いワイドのサービスに申し込むタイミングで、ユーザーの信用情報がチェックされます。

クレジットカードやローンの長期滞納などの経験がある、いわゆる「ブラックリスト入り」している人はそもそも審査に通りません。

ある程度信用できると判断した人のみが、後払いワイドのサービスを利用できます。

そしてその分だけ、利用開始の許可をもらえた後の監視が厳しくありません。

それゆえに、後払いワイドを使った現金化はバレる可能性が低いと言われています。

後払いワイドの現金化がバレる危険性を高めてしまう行為と利用方法

後払いワイドの会員規約には、現金化を目的としたサービスの利用を明確に禁止する旨が記載されています。

記載内容は、「現金化を目的とした商品・サービスの購入の疑い」とあります。

つまり、現金化を目的とした商品・サービスの購入が疑われるような行為をするのは厳禁です。

具体的には、換金性の高い商品の大量購入や、初回から限度額いっぱいまで使うのはやめましょう。

また、悪質な現金化業者に後払いワイドで購入した商品を買い取ってもらうのも、バレるリスクを上げる危険な行為です。

後払いワイドの現金化がバレないようにするための対策

後払いワイドに現金化がバレないようにするためにも、換金性の高い商品の大量購入はやめましょう。

換金性の高さで知られるAppleギフト券などを、一度に大量購入するのは厳禁です。

また、初回から限度額いっぱいまで使うのも、現金化を疑われる理由になります。

少額ずつ計画的な利用を心がけ、支払い実績をある程度積み重ねてから限度額まで使うのがおすすめです。

さらに、怪しい悪徳業者で現金化してしまうと、その流れでばれてしまうこともあります。

現金化業者の信頼性を、しっかり確認してから申し込むことも大切です。

『後払いワイド現金化』についてよくある質問

まとめ

後払いワイドは限度額が高く、支払いの選択肢も多いので、現金化のための利用としてはメリットも多いサービスです。

ただ一方で利用できるサイトが少ないなど普段使いには向いていない側面もあり、実質金利も高めなので、返済に苦労する可能性もあります。

メリットとデメリットをしっかりと検討し、自分の使い方に合っているかどうかを考えた上での利用をおすすめします。